日本酒と米の関係
2015/10/30
日本酒の原料の1つである米ですが、
「酒造好適米」が使用されることがほとんどで、
私達が普段食べているお米とは違います。
どのように違うのかというと、
日本酒に使われる酒造好適米は、
中心部の心白という部分が大きく、
全体的に大粒で、
タンパク質などが少なくなっています。
心白は、
でんぷんが粗く詰まっていて、
水を吸収しやすい性質があり、
麹菌が繁殖しやすいので、
日本酒造りに向いているのです。
ただし、
そのほとんどが食用には向かないと言われています。
現在、
日本で栽培されている米は200種類程度ですが、
その中で日本酒造りに使われる酒造好適米は約30種類となっています。
普段食べる米と同じように銘柄があり、
それぞれに特徴がありますので、
使用する銘柄によって、
日本酒の味わいも変わってきます。
美味しいお酒と美味しいご飯で幸せを感じられるのは、
どちらも米があるからかもしれません。
「定番のクラシックデザインのぐい呑み」で日本酒を飲めば、
さらにゆったり、
ほんわかした幸せを感じられるでしょう。